現時点で成功している手順を紹介します
サーバー稼働にはそれなりのスペックが必要となりますが、Rustが快適に動くなら問題ないかと思います 1台のPCでサーバーとRustを同時稼働することも可能です(もちろん2台の方が安定します)
他サイト様を参考にさせていただきながら1から10まで理解できるような記事にしました
1.SteamおよびRustをインストールする
基本中の基本ですがSteamクライアントとRust本体をインストールする必要があります アカウント作成(orログイン)もしましょう
SteamもRustも無しでサーバーのみを稼働させることもできます(もちろん自分は遊べません)
サーバー専用のPCを用意できるなら1.は必要ないかと思います
2.SteamCMDをインストールする
Steamとは別にSteamCMDというものをインストールします
SteamCMDとはCUIベースのSteamで、1台のPCでサーバーとRustを同時稼働するには必須となります
まず任意のドライブ直下に「steamcmd」ファイルを作成します(直下以外はパスに日本語が入る場合正常起動しない場合があります)
こちらからSteamCMDをダウンロードします↓
https://steamcdn-a.akamaihd.net/client/installer/steamcmd.zip
解凍(展開)してsteamcmd.exeを先ほどのファイルに移動します
起動すると自動で更新を開始し、完了すると最下部に「Steam>」と表示されます
次に以下のコマンドを入力します(初回のみ ドライブは環境に合わせて置き換えてください)↓
「login anonymous」
「force_install_dir "ドライブ:\rustserver"」
「app_update 258550」
「quit」
3.サーバー起動用バッチファイルの作成
メモ帳を起動し以下全文をコピペします(ここではCドライブ下にあると仮定)
「
@echo off
cd /d %~dp0
:start
::Rustサーバーファイルの更新
C:\steamcmd\steamcmd.exe +login anonymous +force_install_dir c:\rustserver\ +app_update 258550 +quit
::Rustサーバーの起動
RustDedicated.exe -batchmode +server.port 28015 +server.seed 123456789 +server.level "Procedural Map" +server.worldsize 4000 +server.maxplayers 10 +server.hostname "SERVER NAME" +server.description "SERVER DESCRIPTION" +server.url "URL" +server.headerimage "IMAGE" +server.identity "FILE NAME" +rcon.port 28016 +rcon.password PASSWORD +rcon.web 1 +server.pve false
goto start
」
「+」や「-」の後にある文はサーバーの設定で、一覧に載っています(英語)↓
rcon.passwordは必ず変更してください
その後名前を付けて保存で「名前.cmd」とし「ドライブ:\rustserver」に保存してください(後から右クリック→編集でも設定を変えられます)
4.サーバーを起動
先ほどの「名前.cmd」を起動するとファイルの更新を開始し、サーバーが起動します(まだサーバーは公開されていません)
このコンソール画面ではサーバーのコマンドを直接打って反映させることもできます(server.writecfgで設定を保存)(チャットコマンドとは別)
自分(あるいはフレンド)に管理者権限を付与するために「ownerid STEAMID NAME REASON(省略可?)」を入力し、server.writecfgで保存してください
SteamIDは自分のプロフィールのURL末尾の番号か、表示されないなどの場合こちらで確認できます↓
5.ポート開放とIPの固定
これが一番手こずるので注意して読んでください
設定する前にサーバーを閉じます
ルーターごとに手順が異なるので、型番で検索してポートを開放してください
開放するポートは「UDP 28015(サーバー用)」と「TCP 28016(RCON用)」(設定を変更した場合はその通りに)です
参考までに私のルーターの設定ガイドを貼っておきます(Aterm)↓
(追記 IPv6の場合は開放できるポートに大きく制限がかかるので、ルーターの設定画面で開放できるポートを確認しその範囲内で使用されていないポートを指定し、UPnPCJ等のソフトで開放しましょう 例示した28015や28016以外にする場合はバッチファイルやファイアウォールの数値も設定したポートに置き換えます)
次にファイアウォールを設定します
コントロールパネル>システムとセキュリティ>Windows Defender ファイアウォール>詳細設定
で、
受信の規則>新しい規則>「ポート」を選択して次へをクリック>タイプを指定し「特定のローカルポート」で上記のポート2つを指定
これで2ポートの受信をファイアウォールで許可します
最後にIPを固定します
これもルーターによって設定が異なるので検索してみて下さい
(追記 IPv6など、うまく設定できない場合はUPnPCJの④で固定します)
6.サーバー接続など
自分のサーバーに入るにはRustを起動してメニュー画面でF1を押しコンソール画面で「connect localhost:28015」もしくは「client.connect localhost:28015」と入力します(ポート番号を変更した場合は置き換える)
フレンドに入ってもらうには「connect グローバルIPアドレス:28015」で入れます 入れない場合は先に自分でサーバーに入った後にサーバー一覧でフレンドの欄に表示されていれば入れます
管理者(モデレーター)権限が付与されたプレイヤーはゲーム中F1からコマンドを入力して様々なことができます
「moderatorid STEAMID NAME REASON」でモデレーター権限を付与できます
マップのワイプ(初期化)は「ドライブ:\rustserver\server\SERVER NAME」の.mapと.savを消去してください
設計図(ブループリント)のワイプはplayer.blueprints.dbを消去してください
7.RCONでサーバーを管理
下記のリンクでブラウザ上でサーバーを管理できます↓
コンソールの利用や、BAN・アイテム付与などが簡単にできます
8.ホワイトリストプラグイン(必須でない)
下記のリンクにホワイトリストの実装方法が記載されています↓
その他様々なプラグインが用意されているのでoxideを入れてから導入してみましょう